昭和中期生まれの多くの女性たちがそうであるように、私も娘から始まり、妻であり、
母であり、嫁でした。
世間的には、多分まあまあ良い妻で、母で、嫁でした。
いつも家族や誰かのために車を運転し、家族のためにご飯を作り、
いつも誰かのために行動をしていました。
周りの人から、よくやってる、とか良い人だ、とか言われると変な意識も出てきて、
そこを意識して行動する自分がいる気がして、居心地の悪さも感じてました。
義父母の介護をしてる時も、近所から良い人を無意識に感じながらやっていたのではなか?
母親としてもそうです、妻としてもそうです。娘としても。
スピリチュアルや心理学を学び初めて、世間体や、人目を気にして良い人として、
演じてる自分に気づき始めました。
自分に自信を失くし、自分自身を不快に思うようになりました。
私の中に、理想の母親像、妻像、嫁像があります。
そこになるべく沿わせた行動をしていたかもしれません。
母親としてつまずき、悩みました。妻としても苦しい時期がありました。
私は自分勝手に、子供や夫も私の理想像に沿わせたいと思っていたのですから。
私はいつも疲れてました。今考えたら、自分に無理をさせていたし、家族に(特に子供たち)私の理想を押し付けて、理想に沿わなければ、怒り、悲しみ、不安になってました。
しかし、その時は何も知らず、ただ一生懸命にやってたのです。
今はただ、健気で一生懸命だったとその時の私を抱きしめたい気持ちです。
そして、この今は、私にとっては人生の大きなプレゼントなのかもしれません。
人間関係で大切なことは、各自、自分のことを考える必要があるということです。
私の目指してる、自分を好きになる為にも、自分を放っておかないことです。
下記の1〜3は、人生のあらゆる場面で使える自分の立ち位置の考え方です。
1、自分は何者で、何をするか?
2、自分は何を持って、何を与えるか?
3、自分は何を創造し、何を経験しているか?
『人生において、他者にばかり気持ちを向けることは、失敗の原因となる』また
『得をすると言う観点で生きると人生の真の機会や利益を失い、チャンスを見逃す』
と言われます。
自分のことを大切にするため、行動を始める時の立ち位置を変える意識を持つ癖を
つけるようにしました。
それまでの私は、理想像に沿わせるために、世間体や、人目を気にする癖が無意識についてました。それは、小さい時からあったような気がします。多くの大人たちが見せていたし、そうあることが正しいと思い込んでました。
行動する時の自分の意識を自分に向けるために一番必要なことがあります。
それは自分を俯瞰することです‼︎
客観視して自分を見てあげる癖をつけることが大切です。
さて、私の人生において、何故、自分や他者さえも、理想像に沿わせ疲れ果てたかというと、自己嫌悪であったり、罪悪感や自信の無さな。そして、考え方の癖があると言われます。これらの根底にあるものは、子供の頃に影響されていると言われてます。
ヒーリングの素晴らしいところは、その傷ついたことさえ気がつかない心を 優しく癒してくれるところです。そこにもう一つ大切なことは、知る(気づき)ということです。これは本当に素晴らしいことです、私なりに心理学を学び、知ることができ、それを一歩ずつ実行してここまで来ました。
まだまだ道半ばにも至らないかもしれませんが、これからも学び、知り(気づき)、実行するこの道を楽しんでいきたいと思います。
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